レーシック施術後にぼやけるのは人それぞれ
 私は極度の近視で、一番悪い時の視力は0,1程度しかありませんでした。
 先天的に目が悪いという訳ではなく、一時期ゲームやら本やら漫画やらにはまって、目を酷使したのが原因で視力を落としてしまったのです。
 もともとは2,0以上あったというのに、目をわるくするというのは一瞬のことでした。
 1,0をきったのが中学生の時期で、高校生、大学生と少しずつ視力は悪化。
 結局、0,1まで下がってしまったのです。
 そのため、目が悪くて日常生活の中で不便を感じることもしばしばありました。
 まず、お風呂です。
 どんなに目が悪くてもお風呂のときにははずさなければなりません。
 自分の家のお風呂だと何がどこにあるかわかっているからいいのですが、温泉などにいくと大変です。
 また、自宅のお風呂が汚いことに気付かなくてショックだったこともありました。
 水泳やスノボといった、お気に入りのスポーツをするときに、わざわざコンタクトレンズにするのも面倒です。
 個人的な感想ですが、眼の中にコンタクトレンズを入れると違和感がものすごいので、あまり好きではありません。
 そのため、スポーツの時にいちいちコンタクトレンズを入れるのも結構なストレスでした。
 そこで、これらのストレスや不便さから解放されたい一心で、レーシック手術に挑戦してみました。
 レーシックに踏み切った理由は3つです。
 まず、金額がかなりお手頃価格になったことです。
 以前は、両目で100万円近く取られるような手術でしたが、最近だと30万から40万程度で受けることができます。
 保険適用外なので、高額にはなりますが、それでも以前ほど敷居が高いものでもなくなったようです。
 2つ目は、症例がかなり増えたことです。
 その結果、失明の心配はなさそうだということや、老眼との関係性がないこともはっきりしてきたので、安心できました。
 3つ目は、手術の方法がいくつもできてきたことです。
 メスを一切使わずに済む手術や、角膜が薄くても対応できる手術など、自分に合った手術を選べるのは魅力でした。
 これらを加味した結果、思い切って、レーシックを受けることにしたのです。
 では、実際に施術してもらってどうなったのか。
 驚くほどレーシックで視力が回復しました。
 1,2まで視力が出るようになり、いまでは眼鏡も必要ありません。
 とても便利で快適です。
 施術した後にぼやけるということがあると聞き、実際ぼやけることがありましたが、だいたい3日前後で回復しました。
 ただし、これにはかなり個人差があるようです。
 医師の説明によると、この手術後に出る後遺症として一番有名なのがぼやけらしいのですが、全く出ない人から、1ヶ月以上ぼやける人もいるそうです。
 しかし、大体の場合は、時間差があるにしろ通常の見え方に戻るそうです。
 私も気づけばぼやけなくなり、視界がだんだんクリアになってきました。
 場合によっては、医師が目薬を処方してくれるそうなので、焦って市販薬などを点眼しないよう気をつけましょう。
 (合わない目薬をさすとかえって症状を悪化させてしまいます)手術である以上、デメリットやリスクがゼロにはなりません。
 不安要素がある場合は、手術前に医師にしっかりと質問し、納得したうえで手術に臨むようにしましょう。