レーシックがぼったくりと言われてしまう理由
レーシックの費用は高いしぼったくりなのではないか、と考える方も非常に多いそうなのですが、これは誤解です。
例えば最近ではきちんと理解されつつある美容皮膚科や美容整形などでも自由診療という言葉は使われていますが、基本的にレーシックは保険適応されない手術の分類になってしまっています。
眼の手術なのだからそれはおかしい、何かあると感じる方もいらっしゃるでしょうが、実際に保険適応手術として現在の段階では認められていないため、全額負担になってしまいます。
つまり通常の保険適応手術であれば8割負担などになりますが、レーシック手術では全額負担になってしまうのです。
通常全額負担ということになると非常に大変ですし、他の医療手術であればこの手術以上の負担額がかかってしまう内容です。
そのためレーシック手術を行なっているクリニックでは、できるだけ患者側の負担を抑えるために無料適性検査を行ったり、初診を無料にしてみたり、アフターケアをしっかりさせるなどの努力をしています。
中には保証期間まできっちり何年保証といっているところまでありますから、逆に親切に感じる面のほうが大きく思います。
ちなみに料金に関して言えば安いところであれば10万円で手術をしてくれるところもありますし、しっかりとサポートをしてもらいたいという方向けに50万円ほどの手術費用が必要になる場合もあります。
また、手術に変わりはありませんから、現段階の眼の健康さや裸眼の度数、遠視、乱視や近視などによってきちんとそのクリニックで対応してもらえるかどうかというのも異なります。
私は実際に手術を受けた者ですが、やはりクリニックを調べたりしたところではコースやプランが用意されているところもありますし、実際の個人の視力の悪さ加減で料金を変更するところもあります。
そして手法も色々な手法を使っているところもあれば、多数の方法を導入していてそこから選ぶことができるクリニックなど様々です。
つまりそれだけ個人差も出てくる手術であり、手術に使用する施設も異なるという事です。
私は30万円程手術にかかりましたが、実際に手術を受けて、眼が良くなってしまった今では快適さの方が優っているのでそれほど高いといった印象は受けていませんし、全額負担になってしまうのだから仕方がないと理解しています。
ですのでぼったくりというのは誤解が生じる表現で、きちんと説明をするのであれば保険適応が難しい手術であるため高額になってしまう手術ということです。
レーシック手術にはそれだけの価値もありますし、それだけの技術も非常に必要で、レーシック手術後のアフターケアが必ず必要になる手術ですから、受ける側も手術をするクリニックのお医者様も非常にはじめは大変です。
確実に守らなければいけない事項も出てくるので、手術をしたからといってすぐに裸眼の視力がものすごく上がる訳でもありませんし、私達患者側の努力も必要になってしまいますから、その点も理解した上で手術を行うのが良い方法です。
実際にこの手術がぼったくりで、視力が全く上がっておらず困っているといった人には私は出会ったことがありませんから私としては安心してお勧めが出来る手術だと思っています。