レーシックの失敗ブログは参考にならない

1年ほど前にレーシックの手術をする覚悟を決めて、様々なところから情報を集める努力をしました。
レーシックに興味をお持ちの方ならご存知だと思いますが、結構手術で失敗した話をブログに載せている方が多いのです。
しかし手術を受けるということで病院に行って見た印象でいいますと、ほいほい手術をしたら合併症や後遺症がでてしまいましたというほと気軽に病院側も手術をしていないということで、こうしたブログの記載内容が嘘だとはいいませんが、ちょっと自分が受けた手術にいたるまでの印象と記載内容にギャップを感じることとなりました。
実際に手術を受けることになり、病院を選択して細かく眼球の検査を行ってもらいますと、手術を受ける前の段階で、どの位視力が回復するかも想定されますし、乱視のレベルがどこまで修正できるかについてもかなり事前段階で細かい説明を受けることができました。
また現状で手術を行ったときに現れるであろう合併症の可能性についても、相当詳細の説明を受けることができたのです。
また、想定される合併症も、フラップをつくる形の術式であるため若干とはいえ涙腺の関連の神経が一旦途切れるためにドライアイの症状が最低で2〜3日、最大で1ヶ月程度続くことや、乱視の治療が入ることからグレアと呼ばれるまぶしい感じになる状況が夜になると1週間程度続くことなどが事前に開示されました。
また、左右の目が不同視の状態であったことから、視力が回復すると一時的に気分が悪くなったり、頭痛がしたり、肩こりを起こすことも考えられるものの、ほぼ1週間以内に治まるという話も事前に聴いておくことができたのです。
つまりまったく予期しない合併症は現れませんでしたし、リスクとなることも事前の細かな検査にかなりレベルの高い機器を利用すると、ほとんどすべてが想定できているという印象をもちました。
ですから、手術を受けたら知らないうちに合併症が多数あらわれてノイローゼ状態といったような話というのは、私個人の経験からいうとかなり実体とかけ離れた状況であり、正直なところ技術的に高いレベルではない医師に面倒を見てもらった結果なのではないかという気がしてなりません。
もちろん手術ですからあらゆる予期せぬリスクがあることは事実ですが、眼球の形状や角膜の凹凸形状を実に細かく分析して、最小限のレーザーメスを入れることで、どれだけ回復させられるかが、手術前に精密に掌握でき、しかも術後にほとんどその予想通りの結果を得ることができた私の術例と比較してみると、およそ同じレーシックとは思えないほどの施術に関する開きを感じてしまいました。
これはあくまで個人的な感想ですが、レーシック手術のリスクというのはかなり担当する医師の知見と技術に依存するのではないかと思います。
通常は合併症も最新技術のサポートのおかげで激減しているというデータも見せてもらいましたが、できることならこうしたブログでレーシックのリスクを訴えるのであれば具体的な病院と医師名を開示してもらわないと、不安だけを煽ることになってしまい、正確がこうした手術を語っていないのではないかという印象を非常に強くもった次第です。

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