レーシック手術における後遺症のひとつヘイズについて
レーシック手術における後遺症は色々あります。
ドライアイや、暗闇で物が見えにくいハロ・グレアや遠視、乱視、感染症、うつ病、ヘイズなどがあります。
その中でも、ヘイズはレーシック手術における合併症のひとつです。
角膜が白く濁ってしまう現象の事をいいます。
なぜそういう現象がおきるのかといいますと、角膜内の細胞が酸素不足のため壊死するために発生します。
ヘイズの現象が起こりうる手術には、フラップを作成しないレーザー照射技術である、エピレーシックやPRKやレーゼックといった手術方法です。
これにより手術後初期の段階で、角膜が白く濁ってくる場合があるという事です。
ですが、そういった場合のヘイズ現象は治療する事が可能です。
また、手術から一週間ほどでその現象が現れる場合が多いのですが、その場合も直ぐに治るという事です。
まれに、後々まで残ってしまう事がありますが、半年ほどかけて自然に治っていくそうです。
私の知り合いはレーシックの手術を受けた時に、カウンセリングをしてくれた医師の方から、ヘイズの可能性を聞きました。
知り合いが受けた手術はフラップを作成するタイプのレーシック手術でしたので、あいにくそういう状態にはならずにすみました。
ですが、必ずしも可能性は0ではないという事は念頭においておく必要があると、医師は言っていたそうです。
成功すると世界が変わるとさえ言われている、レーシック手術ですが、後遺症もある事は事実です。
近視矯正が手術の目的ですが、近視が行き過ぎてしまった場合は、過矯正と呼ばれる現象が起きます。
その結果、遠視になりうることもなきにしもあらずです。
そうならないためには、クリニック選びは慎重に行いたいところです。
過矯正気味の手術をよしとするクリニックもありますので、知らない人は知っておくと良いでしょう。
手術による後遺症の事は、インターネットのブログが沢山存在します。
手術を検討している人たちは一度、目を通しておくのがお勧めです。
その事により、より手術について詳しく知ることができます。
レーザーを使って角膜を削り、フラップをつくることで視力の矯正をはかるのがこの手術ですが、それにより起こりうる後遺症の事は、あらかじめ予測できる事ばかりとは言い切れません。
後遺症のために手術をするわけではなく、明るい未来のために受ける手術です。
この手術を決意する人たちは、一概にそういう思いからではないでしょうか。
メガネとコンタクトのない生活は、確かにすばらしいものかもしれません。
私の知り合いの人は、手術はほぼ成功したのですが、唯一暗闇での運転という点は残っています。
ハロ・グレアは手術を受けて数年経過した今でも、多少残っています。
ですので、もっぱら夜の運転は彼の奥さんが行っているという事です。
それ以外では、快適に生活をしているようです。
知り合いにしましても、後遺症が残る事は、それほど予測していた事ではなかったかもしれません。
長年の近視が解消する事に望みをかけてのぞんだ手術でした。
クリニック選びも慎重に行っていました。
無料検査を受けるにあたって、一つのクリニックではなく、いくつかのクリニックを受診してから決めたという事です。